こんにちは。LIMAの河上です。

このLIMAブログは、飲食店の新人店長向けに、

私のこれまでの経験から得た学びを綴ったものです。

今日は「お客様の忘れ物」のお話しです。

今日お伝えしたいこと・・・

お客様の「忘れ物」の価値は、お客様しか分からない。

お客様が退店した後、忘れ物を見つけたことはありませんか?

前職でのお話です。私はイタリアンレストランで働いていました。

営業終了後、私たちはグループのお客様の席の片付け、清掃をしていました。

すると、椅子の下にマスカラが落ちていたとスタッフより報告を受けました。

ただ、見た目はかなり古びていて、ロゴや塗装がほとんど剥がれているものでした。

夜も遅かったので、お客様へ連絡はせずにキャッシャーカウンターで預かることにしました。

ただ正直なところ、私は取りに来られないかもしれないと勝手に思っていました。

なぜなら、そのマスカラはかなり使い込まれており、

消耗間近の消耗品だと思ったからです。

翌日の夕方、持ち主のお客様より連絡がありました。

こちらで保管している旨を伝えると、

「ありがとうございます!知人からもらったとても大切なものだったんです!!

明日中に取りに伺います!!」と、とても安心されたようでした。

お客様は取りに来られないかもしれないと勝手に思いこんでいた自分が、

とても恥ずかしくなりました。

このことを上司に話すと、こんなアドバイスを頂きました。

「河上さん。忘れ物の価値はお客様しか知りません。

こちらで勝手に価値を決めてはいけません。」

この一件以来、お客様の忘れ物に対する考え方が変わりました。

どんな忘れ物でも、お客様がその物にどんな思い入れがあるかは、

こちらで価値を測ることはできません。

全てのお客様に対して、

来店して頂いたことを良い経験で完結させるために、

忘れ物に対する「予防」、「追跡」、「一定期間保管」などの店内ルールの徹底はとても大切です。

こういった気配りが、リピート、口コミ、シェアへと繋がり、

最終的に「集客」へと繋がっていきます。